考察や雑記。

4/16日記  コロナ禍の「最悪」

「いまは批判するべきでない。」「政府も頑張っている」「いまは団結するべきだ。」という声がありますが、違うのです。

私たちはいま、見殺しという暴力を受けているのです。そういっても全く過言ではありません。これは考えすぎでしょうか?この記事を書いている自分も、明日の我が身が不安です。

(そもそも補償対象が限定的すぎる上に、額が少なすぎると思いますが)たとえば貧困世帯は貯蓄がないので、早急に補償をしなければなりません。そのほか自粛による失業であっても同じ状況でしょう。光熱費・車代・医療代等、様々な出費があり、長期化すれば尚更。

もちろん経済面だけでなく、感染拡大を防ぐ面でも大事です。貯蓄がないと、感染を恐れながらも結局働くしか術がありません。

全てが遅い

給付のための不条理な選別や、気力を微塵に削ぐような煩雑な手続きをしていては、おそらく間に合わないでしょう。いま検討している間にも生活は困窮していきます。

それと、日本国内の労働者には外国人も含まれますから、至極当然この方々にも補償が必要です。無国籍・外国籍でも同じです。          

 「何をいっているのですか。もらえるのはありがたいことだから、そんな図々しいことを言っては駄目でしょう。」という声があがりそうですが、そうではなくて、このような時のために国家からお金を返してもらうのです。当然のことです。税金は還元されなければ、それは国家による窃盗です。

医療現場

医療機関への物資支援や体制の整備等が恐ろしく不足しています。現場があまりにひっ迫しており、これでは持ちません。医療現場は、まさに苛烈極まる最前線であり、惜しみない万全の支援が必要です。

4月初旬あたりに「物資支援で、防護服を航空会社の客室乗務員に作らせる」という旨の発言があったようですが、差別極まりない。女性差別の連想ゲームをしている場合ですか。

在宅勤務

最も、在宅勤務のできない方のほうが多いかもしれませんが、在宅で仕事をしながら、合わせて育児・家事(場合によっては更に介護・ 看護)もやらなければならない。

毎日3食。登園可能な地域なら子供の送り出し。そして子供の寝かしつけ、子供の朝起こし、子供の宿題の見守り。様々な申請手続き。溜まっていくゴミ・皿・服の片づけ。掃除洗濯等…この中で仕事をするのですから、育児にあたる方々は疲労困憊だと思われます。

主体

当たり前のことですが、国家が主体であってはなりません。国家は客体であって、国民が主体です。