考察や雑記。

ジェンダー

社会的ひきこもりと家事

「社会的ひきこもり」の定義 まずは定義を確認しておかなければならない。少し調べてみてわかったが、定義を正確に把握するのは、なかなか難しい、という印象を受ける。まずは厚生労働省の資料から引用する。 「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交…

雑感 なぜその発想が出てこないか?

">以下は2021年12月24日の私の日記。 "> 【詳しく】経口中絶薬 どんな薬?安全性と副作用は?費用は? NHKの社会ニュース一覧から。 「経口中絶薬」の承認の申請をイギリスの製薬会社が行いました。承認されれば国内で初めてで、手術を伴わない選択肢ができ…

雑感 「結婚」とは何か

結婚による関係の変化 親密な関係にあった両者が結婚をすると、突如としてその関係から夫婦関係に入る。親密な関係の延長線上に結婚があるのではなく、到達として結婚があるのだ。その上、結婚をすると相手の家族達と、これまた突如として身内関係に入る。突…

雑感 そもそも「結婚」とは何か。

結婚による関係の変化 親密な関係にあった両者が結婚をすると、突如としてその関係から夫婦関係に入る。親密な関係の延長線上に結婚があるのではなく、到達として結婚があるのだ。その上、結婚をすると相手の家族達と、これまた突如として身内関係に入る。突…

ミソジニーとは何か

呉座氏は、ベストセラー「応仁の乱」で知られる日本中世史が専門の歴史学者。NHKは23日、呉座氏が来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代考証の担当を降板すると発表した。(河野通高) 引用:朝日新聞 呉座勇一氏はツイッター内で、文学者である北村紗衣氏…

アフターピルの市販薬化について

10月8日、ようやくアフターピル(緊急避妊薬)市販薬化の方針が発表された。まだ検討段階であるが、検討の段階に入った時点で一つの大きな進展なのは間違いない。この一報で「検討」の文字を見たとき、正直驚いた自分がいた。まだ確定はしていないが、ここま…

「母性」とは何か。

役割 まず、気になる点がある。父性の意味内容の中に、母性の意味内容が含まれていないのはなぜだろうか。つまり、「家事育児などの"ケア"をする」ことが、なぜ父性の中にも意味合いとして含まれていないのか?である。 一面的だが、簡単にいってしまうと、…

アツギの件 何が問題だったのか。

僕は芸術論や表象論には全く詳しくないですが、考察していきたいと思います。 長くなりますので、先に結論を書きます。何が問題かというと、女性の要素を意図的に性的にし、その上で広告塔や集客として、モノのように女性を使用したこと。女性を常に性的に見…

「ラッキースケベ」とは何か。

「ラッキースケベ」とは、偶然や不意を利用し、責任追及を回避した架空の性加害である。偶然や不意を、意図的に利用している。もちろん、フィクションだからといって社会や思想に対して影響がないわけではない。 「ラッキースケベ」はカタカナ表記であり、た…

トランス差別に反対する

「当事者ではないこと」は、一体どういうことだろう。 僕は、たとえば外部から性別を押し当てられたような感覚はなく、今まで「葛藤」が全くと言っていいほどなかった。過去も現在も、身体に根差した違和はありません。 そのため、少なくとも今は当事者では…

トランスジェンダー 違和のグラデーション

今回は現代思想2019年2月号の127P 藤高和輝さんの寄稿「とり乱しを引き受けること」についての感想です。 違和連続体 「みんな違ってみんないい」ではない。 有徴化の回避 とり乱しによる政治的結節 アイデンティティを乗り越えるべきか 共有しえないという…