考察や雑記。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ミソジニーとは何か

呉座氏は、ベストセラー「応仁の乱」で知られる日本中世史が専門の歴史学者。NHKは23日、呉座氏が来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代考証の担当を降板すると発表した。(河野通高) 引用:朝日新聞 呉座勇一氏はツイッター内で、文学者である北村紗衣氏…

一人称ってなんだろう?

話し手と話し手自身との関係を見てみる まずは「自分」に着目してみます。私たちが、一人称の「自分」や「私」というときは、話し手と話し手自身との関係を指し示しています。グレーゾーンは引用です。 一人称の表現の場合、見たところ対象となっている自分…

雑感 そもそも「結婚」とは何か。

結婚による関係の変化 親密な関係にあった両者が結婚をすると、突如としてその関係から夫婦関係に入る。親密な関係の延長線上に結婚があるのではなく、到達として結婚があるのだ。その上、結婚をすると相手の家族達と、これまた突如として身内関係に入る。突…

哲学 自己分析をすると、自己も分裂してしまうの?

自分を俯瞰的(ふかんてき)に分析するとき、「自分を分析している自分は一体誰なんだろう?」と、ふと疑問に思ったりしますよね。そのとき、本当に自分は分裂しているのでしょうか。 「私」が無限にさかのぼってしまうのか 「私」を俯瞰的に認識している「…

なぜ「正論」は忌避されるのか

日の沈む夕暮れ。ある二人が今日の夕食を決めかねている。一方のA氏は「サラダ巻き」といい、一方のB氏は「カツ丼」という。だが、意見が分かれた。そこでB氏は「子供がもうすぐ高校受験をひかえているから、願掛けのために『勝つ』丼のほうがよい。それに、…