自分なりに考えてみました。
たとえばAさんが「リンゴが大好きで、何個でも食べられます。」とツイートしました。
それに対してBさんが「でもカスカスでまずいリンゴってありますよね。」とクソリプをしました。
Aさんは困惑して、思わずBさんをブロックしてしまいました。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか。ではまず、使われている言葉に注目してみます。それは「リンゴ」です。
Bさんの中ではリンゴという言葉に対して「甘いものもあるけど、私の食べてきたリンゴはカスカスでまずいものが多かった。」というBさん固有の文脈があります。Bさんにとっては、リンゴはカスカスでまずい食べ物です。
AさんのツイートのニュアンスとBさんの想像した文脈はつながっていませんが、この世の中の普遍性(カスカスでまずいリンゴも確かに多く存在する。)という観点からいえば、ニュアンスとは関係なくつながっています。
なので、BさんはAさんが「そうそう、カスカスでまずいのもあるんだよね!」と返してくれるのを期待して、「でもカスカスでまずいリンゴってありますよね。」というようなクソリプをしてしまうのです。
勝手な推測で申し訳ありませんが、クソリプをされる人はどうやら、文章として全体的に見ているのではなく、その中にある言葉や感情や事件などの一部分を取り出して、それに対する自分固有の文脈を当てはめる傾向があるようです。
自分固有の文脈を当てはめただけなのに、「この世の中の普遍性として存在する事柄」であるという感覚を最優先して、発言者の主張ニュアンスを無視して身勝手につなげているのです。
当然ですが、「この世の中の普遍性として存在する事柄」はただそれだけの全く関係のない話で、つながりはありません。
これらのことがクソリプの全てを言い得ているわけではありませんが、部分的には説明できているのではないでしょうか。