考察や雑記。

女性に絡みたいから、女性を蔑む人たち(スカートめくり)

ツイッターにて

女性アカウントに対してクソリプ、シーライオニング、女性器呼び、セクハラなどをしたりする、女性に対して差別的な男性アカウントを日々見かけます。なぜこのようなことをするのか。

 

思うに、アイデンティティーが消えないようにするためではないでしょうか。(男性性を生きるための拠り所としているので、そこを責められると 自分が消えていくような感覚になる。)

 

こういうアカウントは、今の社会や人間関係や自分の在り方などに、不安や悲しみがあるように見える。もちろんこれは誰だってある。       でも、この人たちはそれがどういう感情なのか整理できてないし、とにかく感情の出し方がわからない。もはや怒りや嘲笑、あるいは冷笑しか出せないのかもしれない。

 

だからこそ、今の感情を理解できるための、あるいはそれらの感情を意識下におけるようにするための、なにかしらのサンドバッグなる存在が欲しい。そしてこの感情を女性にケアしてほしい。

 

ツイッター上で女性のアカウントに対して絡むのは一種の娯楽であり、感情の吐露でもあり、それでいて女性と関わりあえる行為でもあります。

 

青識亜論さんと石川優実さんの対談でも、青識亜論さんは「対談をすること」自体にはあまり興味はないと思われます。それよりも、著名な女性を 見下せる上に、ホモソーシャルな関係性を深めあえる場なのが良いわけです。対談の聴衆は、おそらくほとんどが男性で、青識亜論さん寄りの感性(ミソジニー的)でしょう。

 

そして重要なのが、女性との出会いの場であること。

 

彼らにとっては、それがどれだけグロテスクな形であろうと、どれだけ相手に嫌がられていようと、女性と絡めることが嬉しい。どんな形であろうとケアされたい。たとえ嫌がられても、女性に自分を認識してもらえることが癒しなのです。